復活ipod classic。

大した話ではないけれど、せっかく使いやすいPCがあるということで数年越しに壊れていたipod classicを直した。


ipod classic 80GBなのだけど、起動しない状態だった。
かろうじてdisk modeには入れるが、itunesは認識しないところからの復元。
もちろんディスクモードでも中身を見ることはかなわない。右クリックしてもコンテキストメニューが出るのに3分ほど待たされるゴミからのスタートだ。


まずは普通にitunesで復元をしたいのだけど、当然認識しないものを復元することはできないので、とりあえず他のところからアプローチしてみる。

一応cmdでchkdsk。ブートセクタを読み込まない。

仕方ないのでtest diskでMBRをチェック、見つかったシステムパーティションをwrite。
write error。

んー?

ここですでにひとつミスしてるんだけど、気づかないのでPBRのチェックをする。

ブートセクタは生きていて、バックアップブートセクタが死んでいるので、復元。

PBRを直したのでMBRを直す。write error。

んーー??

と思ったのだけど、よく見たらすでにアクティブになっていた。
上の時点でおそらく死んでなかったんだろうけど、無視して書き込もうとしていた。

ブートセクタを直した(?)のでとりあえずchkdsk
しかしブートセクタを読み込めない。

なんでだろうなあと思いつつitunesを起動したまま何回かipodを抜き差ししてみると上手いこと認識してくれた!

喜び勇んで復元をする。直ったー。(結局なんで認識できたのかはよくわからなかった!)


といっても壊れてたHDDなんぞ信用ならないので、一応GUIchkdskの方で/rのみを実行(復元したばかりで/fはいらんだろう。)、不良セクタをチェック。

一度抜いてipodを再起動。これでおそらくはしばらくipodとしての機能は果たしてくれるまでにはなったとおもう。



一応ベンチ。めんどくさいので1000MBのシーケンシャル一回で適当に。
シーケンシャルread 25MB/s write 25MB/s。
なぜかreadが遅いしwriteが結構早い(本当にこんな出るのか?)。

でもこれをポータブルHDDみたいに使うにはちょっとテンションがあがらないスピードなので普通にポータブルメディアプレイヤーとして使うことに。(容量も足りない。)


音質チェック。

しかしまあipodは音質悪いとは言われていたけど、やっぱり悪いなあ。
androidwalkman modと比べると顕著だった。

雑音が多いというか、クリアじゃない感じで、音全体で耳にタックルしてくるような音でがっかり。



ポータブルメディアプレイヤーとしては、ちょっと音の悪さはいただけない。
今度気が向いたときにrockboxでも入れてみて改善の具合を確かめてみようかなと思う。

GUIも使いづらいしね。画面が狭い分文字を小さくしないと情報が少なすぎる。
文字を小さくすることも公式ではかなわないので、そこら辺もカスタムファームウェアに期待するところではある。
見た目はおしゃれでいいんだけど、使いやすいかといわれるとハテナ。



それにしても、なんでブートセクタが読み込めなくなるくらいまで壊れたのか今となっては検討もつかない。
壊れた当時は起動中に電池がものすごい速さで減るので、ショートしてぶっ壊れたんだろうと思ってたくらいだ。

まあショートしてなくてなによりなのだけど、普段やらないことをやったので疲れた。


それにしてもitunesの復元は思ってたよりすごいらしい。

認識さえすればオゲチャでも直してくれるとは。