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Magic: The Gathering to Board Game {五色リミテッドレギュレーション}

MTG

【20150304】ルールの整備を行ったので、それに準じた記述に編集。
【最終更新日20150324】 細かなルールの訂正、整備

【準備】

まずあらかじめ五色のカードをそれぞれ同じ枚数ずつ最低270枚、低マナ域から高マナ域まで、普通のカードからパワーカードまでバランスよく選択し構築する。この際、カードプールには同じカードを二枚以上入れないハイランダー形式を取る。
お好みで多色カードや無色カードを一定枚数入れる。(例えばマナアーティファクトなどはあったほうが良いので、適宜調整)
なるべくカラー配分は均等な方がいいが、単色は同じ枚数で多色は適当とかでもなんとかなる。
シールドだけでなくプレインチェイス等も出来るように多人数向けカードを混ぜておくのもよい。
この際、リミテッドにおいて出ただけでゲームが終わるカード(例えば強力な効果を備えたPWなど)は無い方が面白いかもしれない。
土地は別枠で用意しておく。


【遊び方】

遊び方1:Magic: The Gathering to Board Game (五色リミテッドオリジナルレギュレーション)

プレイヤー人数:2人以上
初期ライフ:30点
配布枚数:20枚+15枚(二人時) or 19枚+16枚(三人以上)

・各プレイヤーへランダムに、二人対戦時なら20枚、三人対戦以上なら19枚カードを配る。
・2人でプレイする場合、hi-lite Draft(仮)を行う。hi-lite Draft(仮)のやり方について以下に記載する。
・まず、初めの20枚とは別に30枚の束を用意する。ドラフトの先攻後攻を決める。先攻のプレイヤーは、この束の上から3枚を取り、自分のカードプールに加えるカードと、相手のカードプールに加えるカードを決め、それぞれに配る。残った1枚を場に置き、束から2枚のカードを加え3枚とする。後攻のプレイヤーはこの3枚のカードを用いて同様に自分と相手のカードを決め、配る。以下これを繰り返す。最後に束に残った1枚のカードと場に置いた1枚のカードを合わせ、最後のプレイヤーは残った2枚のカードを同様に配り、ドラフトは終了である。
・3人以上でプレイする場合、hope Draft(仮)を行う。hope Draft(仮)のやり方について以下に記載する。
・まず、人数*16枚の束を用意し、ドラフトの親を決める。プレイヤーは親から時計回りに全員が束の上から3枚を取ってから、同時に自分のカードと他プレイヤーのカードを決める。他プレイヤーのカードは自分のカードと区別して手元に置いておく。残った一枚を左隣のプレイヤーに渡す。親の左隣のプレイヤーが次の親となり、親から順番に束の上から2枚カードを加え、新たな3枚のカードを作る。全員が3枚のカードを持ったら、同様の手順を繰り返す。最後に束が人数と同じ枚数になったら、プレイヤーは1枚ずつカードを加えて、その2枚を同様に分ける。全て分け終わったら、それぞれ自分が選んだ他プレイヤーのカードの中から一枚好きなカードを選び、それを表向きにして束の一番上に置き、自分の前に置く。この際一番上のカード以外が見えてはいけない。最後にドラフトの親だったプレイヤーから反時計回りに、一番上のカードのみを見て手に取る束を決め、手元の自分のカードに加える。自分の手元にあるカードの束を取ることは出来ない。全員が取り終わったらドラフトは終了である。
・プレイヤーは手元にある35枚のカードと各色5枚ずつの基本土地25枚と合わせてデッキとし、ゲームをプレイする。

・このレギュレーションでプレイする場合、後述のオプションルールの併用を強く推奨する。


遊び方2:五色リミテッド

プレイヤー人数:2人以上
初期ライフ:20点
配布枚数:60枚

・シールド、ウィンストンドラフトのどちらかの形式に従ってカードを配布する。
・プレイヤーは必ず40枚以上の”五色の”デッキを組む。
・デッキに使わなかったカードはサイドデッキとして良い。

勿論、通常のドラフト、シールド、ミニマスター(パックウォーズ)、ウィンストンドラフト等も遊べる。
オススメは、MTG2BG、五色リミテッド、ミニマスター。自由な構築を介さない方がカードプールによるゲームメイキングが強く作用する。
ミニマスターの場合も運が大きくなるため、補正するためにオプションルールを追加しても良い。


【オプションルール】

オプションルール1:Plane Chase

[準備]

フィールドエンチャント、アーティファクトを多数用意し、次元カードとする。
派手な効果を持つインスタント、ソーサリーや、見どころのある効果を持つクリーチャーなどを現象カードとして適宜入れておく。

[ルール]

・アクティブ・プレイヤーが優先権を持っていてスタックが空の場合、自分のメイン・フェイズの間なら、そのプレイヤーは次元ダイスを振ることが出来る。そのプレイヤーは、この処理を行なうためのコストとして、そのターンにこの処理を既に行なった回数に等しいだけのマナを支払う。
・次元ダイスの目がカオス・シンボルの場合、その次元が持つ「各フェイズの開始時/終了時に誘発する効果、または起動効果」が誘発する。「各フェイズの開始時/終了時に誘発する効果、または起動効果」が無い場合、プレインズウォーク能力が誘発する。
・次元ダイスの目がプレインズウォーカー・シンボルの場合、プレインズウォーク能力が誘発する。
・各プレイヤーは次元の影響を等しく受ける。起動型能力は各プレイヤー共にインスタントタイミングで使用出来る。
・現象カードを捲った場合、プレインズウォークさせたプレイヤーがプレイしたものとしてスタックに乗る。ただし、現象は打ち消されない。
・通常のエンチャント及びアーティファクトを破壊/追放する呪文の効果によってプレインズウォークを誘発することが出来る。この場合、その呪文が効果を及ぼすことの出来るカードタイプの次元しか対象に取ることは出来ない。この処理によってスタックの処理の途中で現象カードが捲れた場合、スタックに割り込みプレインズウォークの直後に現象カードの処理を行い、さらに捲れた次元の影響下でその後のスタックの処理を行う。現象カードが捲れなかった場合も、遷移した次元の影響下でその後のスタックの処理を行う。


4.オプションルール2:Destiny Dice Roll

・ゲーム開始時、場に運命ダイスを3つ置く。プレイヤーは各アップキープの開始時、その運命ダイスを得る。運命ダイスは、運命ダイスを持つプレイヤーのライフが最も少ない場合、メインフェイズの間に、スタックが空の場合使用することが出来る。なお、ライフが最も少ないプレイヤーが複数いる場合、それらのプレイヤーは運命ダイスを使用することが出来ない。
・運命ダイスを使用した場合、運命ダイスは場に戻る。運命ダイスを使用せずターンを終えた場合、次のプレイヤーのアップキープの開始時、運命ダイスはそのプレイヤーのコントロール化におかれる。
・運命ダイスの使用について以下に記載する。プレイヤーは運命ダイスを一気に3つ振る。運命ダイスには以下の効果が割り当てられている。
1:デッキの上のカードを二枚見て、一枚を手札に加え、もう片方をデッキの一番下に置く。
2:パワーが4以上のクリーチャーを一体対象とし、破壊する。
3:デッキから基本土地を一枚タップして戦場に出し、その後デッキをシャッフルする。
4:次元以外のエンチャントあるいはアーティファクトを一枚破壊する。
5:相手の手札を見て、土地で無いカードを一枚捨てる。
6:プレイヤーは次元ダイスにおけるプレインズウォーカー・シンボルあるいはカオス・シンボルのどちらかを出した場合と同じ処理を行う。
同時に3つ振った運命ダイスの出目の内ひとつの効果を選び、それの処理を行う。
・プレイヤーのライフが0を下回る行動が起きた場合のみ、各プレイヤーにつき一度だけ、運命ダイスのコントロールを得てその処理に割り込んで運命ダイスを振ることが出来る。


【その他】

変なカードを沢山入れても、このレギュレーションにおいては構築を介さないため強制的にプレイヤーに使わせる事ができる。どのようなカードを晴れ舞台に立たせるのもプレイヤーの自由である。(厳密に言えば、カードプールを作成したプレイヤーの、自由である。)
全体として、構築よりも対戦に主眼を置き、「デッキを組んでる時が一番おもしろい」現象を、よりカジュアルなMTG体験によって上書きすることが目的である。また、土地事故などの静かな運だけでなく、あえて見える運によるドラマを加えることで、運による駆け引きを視覚化した。

ドラフト方法については、このゲームに向けて新しいドラフト手段を考案した。従来のウィンストンドラフトでは個人に配布されるカードの枚数が異なり、そのままデッキとすることが出来ないためである。また、このドラフト方法はドラフトする場合としない場合の相手に与える影響や、チェックするパイルの内容が数回連続で殆ど変わらないということもザラにあるため、ドラフト自体にドラマが少ない点もあまり好きではなかった。
なので、二人でも相手に行くカードの全ての情報がわからず、抱き合わせをしなくともダメなカードが売れ残らず、一回通しで行えば全てのカードが捌ける方法として、今のhi-lite Draft(仮)を考えた。hi-lite Draft(仮)の名前の由来は(省略)。
また、多人数でもこれに近いドラフト方法を考えなければならなかった。従来のドラフトは考えることが多いうえに間接的な妨害手段しかなく、直感的なゲーム体験になりづらい。より軽いゲームを目指しているので、従来のドラフトはあまり適しているとは言えなかった。そこで、hope Draft(仮)を考案した。これはhi-lite(仮)をベースとすることでより軽いゲーム体験を得ることを目標にしている。基本はhi-lite(仮)のように半分は対戦相手のカードをピックするのだが、多人数ということで持ちうる情報の均等化を実現するのが難しかった。相手のカードをピックする度に公開し、確認してから次のピックに移るという方法も考えたがテンポが悪そうだったので、1枚だけ全員が認識出来るようなシステムに変えた。もとより構築を介さないので情報アドバンテージにそこまで意味はなく、むしろ「誰にどんな酷いプールを送ってやった」という、これまた軽いゲーム体験を楽しむためのドラフトであるので、このくらいがちょうどいいと判断した。さらに、最後の束には福袋のような希望が詰まっている。勿論、hope Draft(仮)の由来は(省略)。

カードプールについてはしっかりとメモを取っておいたほうが良い。プールを強化する際、ハイランダーのプールを管理するのは非常に大変だからだ。文字を打つのが遅い人は苦労するだろうが、後々楽なのは間違いない。

もうMTGについていけないけれどMTGはやりたい、ただしリミテッドでお金は使いたくないという人などのために。
カジュアル向けのパーティゲームボードゲームとして、元のMTGという優れたゲームをもとにデザインした。準備は大変だがぜひ遊んで見て欲しい。
やっていることは変則キューブドラフトだが、オプションルールやドラフト方法に関して持てるアイデアを出したつもりである。