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自炊や書類整理におけるディスクカッターと裁断機

ディスクカッターと裁断機、どちらを買うべきか悩んでる人は多いと思う。(自分もその一人であった。)
ひょんなことから両方を持つことになったので、自炊及びデジタルによる紙媒体の管理を始めた一ユーザーとして簡単な比較を。ちなみに結論とするところを先に書いておくと「両方買え」である。

ありきたりな利点、欠点を挙げ連ねるが、結論とするところのために必要なので見逃して欲しい。

まず、裁断機から。

裁断機の最大の利点は想像に難くないと思うが、一度に本を裁断出来るところ、これに尽きる。
後述するが、ディスクカッターでも本の裁断は問題ないし、綺麗に切れるという利点もある。しかし、一気には切れない。カッターで切るか引きちぎるかは個人次第だが、とにかくどちらにせよ必ず本を分断する作業が入り、一気には切れないということが肝心である。継続的に大量の本を裁断する予定であるなら、裁断機を購入すべきである。
他の利点は特に無い。

欠点について。

裁断機は、重い。それもちょっとやそっとではなく尋常でなく重いので、使うときに移動させて〜なんて悠長なことは言ってられない。どこかに定位置を設けるべきである。
次に、面倒くさい。これは一気に切る楽さと相反するが、小さな紙媒体、書類やハングアウトを裁断する際、絶対に面倒くさい。前述したように定位置を作らなければろくに使えない器械を、その定位置まで移動してわずか数枚の紙を切るのにはたして使うだろうか?
あとは重さなどと被るが、大きいので邪魔である。上にものを乗せると使えないので日常的に使う予定なら何かの下に置くわけにもいかない。
また、大量の紙を同時に裁断することと、押し切る形式という性質が相まって斜めに裁断されることは日常茶飯事となる。別にスキャナーの補正機能でほとんど問題にはならないので、気にせず切ってしまうけれど。

ディスクカッターについて、利点から。

とにかく取り回しが楽。少量の紙媒体を処理したいなら最適な選択肢と言って良いと思う。書類やハングアウトを片付けたいのに裁断機を買う?この場合大は小を兼ねないのでディスクカッターを買うべきである。本の表紙の裁断にもこちらを使うほうが楽である。
取り回しと同じかもしれないが、軽い、小さい。膝の上でも使えるのは評価に値する。収納も楽。
また、回転式のカッターで切るため切断面が正確で斜めにならない。これも大きな利点の一つだと思う。

次に、欠点。

裁断機の項で書いたが、はっきり言って本を裁断するには向かない。「ディスクカッターで裁断している間にはスキャナーがスキャンしてるのでタイムロスにはならない。手間でも無い」なんて文言を信じて自炊オンリーを目的としてディスクカッターを購入したら地獄が訪れること間違いない。そりゃあタイムロスはないかもしれないが、本当に、まったく、裁断機の代わりにはならない。20秒で終わることに10分かけても良いなら構わないが。


ここまでだと「本には裁断機、書類にはディスクカッター」と感じると思うし、実際片方しか行わないならばそれで問題無い。
しかし高いスキャナーと高い裁断機/ディスクカッターを買うならば(そして自炊をしようというデジタル慣れした人間ならば)おそらく将来的にどちらにも手を出したくなるに違いない。前述したように逆の組み合わせで作業を行うのは苦行と言って差し支えない。どうせ将来的に両方を行うならば、両方買うべきである。